松岬神社の碑、上杉鷹山の伝国の辞,なせば成るの名言掲載

伝国の辞/なせば成る~

伝国の辞は、上杉鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3ケ条からなる藩主としての心得です。家訓として伝承されて いるもので松岬神社境内にその碑があります。
彼の偉い処は藩主である己と領民とを同等の人格と位置ずけることから始まり、 農民も藩士も己と同じ一個の人間だと言っている処でしょうネ。
現在の民主主義思想に通じ、かのケネディ元アメリカ大統領・ クリントン元アメリカ大統領が最も尊敬する日本人政治家であると言われている事が頷けます。
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伝国の辞(でんこくのじ)
一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
(国(藩)は先祖から子孫へ伝えられるものであり、我(藩主)の私物ではない)
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
(領民は国(藩)に属しているものであり、我(藩主)の私物ではない)
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
(国(藩)・国民(領民)のために存在・行動するのが君主(藩主)であり、”君主のために存在・行動する国・国民”ではない)
右三条御遺念有間敷候事(三ヶ条を心に留め忘れなきように)

天明五巳年二月七日  治憲 花押

なせば成る なさねば成らぬ

松岬(まつがさき)神社だけしか売っていない「なせば成る」のお守りがあります。
この鷹山公が残した名言は米沢藩立て直しの強い決意の言葉とも取れるものですが、 米沢藩の家臣団に教訓として彼が詠み与えた言葉だそうです。
しかし乍、この言葉は武田信玄の名言を模範にしたものとか、、、。

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」
(どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就する)
上杉鷹山
「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人のはかなき」
(強い意志を持って取り組めば必ず実現できる。一方、取り組まなければ何事も実現できない。 努力すればできることであっても、最初から無理だと諦めてしまうところに、人の弱さがある)
武田信玄

まさしく今の私を後押ししてくれる言葉です。鷹山先生
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